ひな祭りに食べる食べ物に意味はあるの!?子どもに由来を分かりやすく説明したい!!

Hinamatsuri

桃の節句である3月3日はひな祭り、
女の子の健やかな成長を願う日ですね。

当日は、いつもよりも華やかなメニューを
家族で囲むことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、
ひな祭りに食べるメニューの意味や
食べ物の由来を調べてみました。

ひな祭りの定番の食べ物といえばコレ!!由来と一緒に紹介します!!

ちらし寿司

ひな祭りといえば、
一番最初に上がるくらいメジャーなメニューが
ちらし寿司ではないでしょうか。

寿司という言葉通り
「寿」を「司る」ということで
縁起の良い食べ物です。

また、ちらし寿司には様々な具材を使うのですが、
その具材に意味があります。

えび:長寿
レンコン:穴が開いているので先が見通せる
豆:まめに生きる
錦糸卵:金銀財宝に恵まれる

など。
お正月のおせち料理と同じで、
縁起のよい具材が好まれるようです。

てまり寿司


てまり寿司も、
ちらし寿司同様に考えてよさそうです。
また、丸いてまり寿司は、
パーティーメニューとしても人気のお品ですね。

白酒


もともとは桃の花を浮かべたお酒、
桃香酒(とうしゅか)が飲まれていました。
桃には、「百歳(ももとせ)」と響きが同じということで、
縁起が良いということで好まれていました。

それが時代とともに変わり、
白酒が飲まれるようになりました。

ただ白酒はアルコールが入っているため、
未成年の方のために、アルコール度数の低い
甘酒をを飲む習慣ができたそうです。

また、甘酒は「酒」とついていますが、
「酒」には該当しません。

現在では、「飲む点滴」として人気がある甘酒、
スーパーなどでもお酒コーナーではないのは
「酒」ではないからなんですね。

はまぐりのお吸い物


はまぐりの貝は、対になっている物以外は
ぴったりと合うことがないため、
仲の良い夫婦を示しているそうです。

そのため、将来良縁に恵まれるように、
という意味が込められています。

ひな祭りの食べ物の中でお菓子といえばこれ!!ひな祭りを盛り上げます!!

ひしもち


ひしもちの3色には以下の通りの意味があります。

桃色(赤):魔除け
白色:子孫繁栄や長寿を願う
緑色:健康を願う

こちらも縁起の良い色が
集められているということですね。

ひなあられ

ひなあられは、ひしもちから作られていたということで、
色の意味は、ひしもちと同じです。

また、黄色をたして4色のひなあられがありますが、
緑が春、桃色(赤)が夏、黄色が秋、白色が冬を表し、
四季を表しているということです。

四季を通じて、
桃色、白色、緑色の縁起のよさが続くように
願われているということですね。

ひな祭りに食べる食べ物の意味のまとめ

ひな祭りは女の子の健やかな成長を願い、
縁起のよい食べ物が食べられるということが分かりました。

意味が分かって食べるほうが
よりパーティが楽しめそうですね。

今年はひな祭りのパーティの時に
「ひしもちの意味はね…」「ハマグリはね…」
と、親子で楽しく確認しながら食べるのもいいですよ。

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