新年のあいさつはいつまでしていいの?地域によって違いはあるの?

門松

新年もあけて1週間以上が経過してくると、街の雰囲気がお正月から日常に戻ってきますよね。
最近は学校の始業式が10日以降の学校もありますし、ビジネス関連でも仕事初めの日よりも後に初めて会うことになる人は多いでしょう。
そうなると悩ましいのが「いつまで新年のあいさつをしていいのか。」ということではないでしょうか。

そこで今回は、新年のあいさつはいつまでするのが一般的なのかを調べてみたいと思います。

新年のあいさつは松の内までに済ませるのが一般的

松の内ですが、関東では7日まで、関西では15日までと異なります。

また、実際にお会いしてのあいさつなのか、メールやはがき(年賀状)でのあいさつなのかでも、対応が異なるようです。

ビジネスの場合、取引先や顧客など会社と利害関係がある場合は、対面での新年のあいさつは15日ころまでで対応する会社が多いようです。
メールやはがき(年賀状)の場合は、7日までの対応となるようです。

新年のあいさつは松の内までって、松の内って何?

「松の内」までは新年のあいさつをするこということが分かりましたが、では「松の内」とはいつまでなのでしょうか。

松の内とは年神様の依り代となる「松飾り」を飾っている期間のことを言います。
玄関前に「門松」を飾っている期間のことですね。
門松が飾られている期間は、松の内と思っても大丈夫そうですが、最近では松の内であっても、早めに片づけられるケースも見かけます。

松の内は日にちで決まっていますので、以下の通りで覚えておくとよいでしょう。
年によって松の内が変わることはありません。

2023年の松の内
関東地方:2022年1月7日(土)
関西地方:2022年1月15日(日)

新年のあいさつの年賀状に消印が押される日は?

最近では年賀状を出さないお家も増えてきているようですね。
LINEでのあいさつだけ、というケースも多くなってきています。
非常に合理的な時代になってきたと感じます。

そうはいっても、手書きの文章をいただくのは嬉しいものです。
毎年1月1日にポストを確認するのが楽しみという方も多いでしょう。

そんな新年のあいさつの年賀状ですが、消印が押されていないことは、みなさんご存じかと思います。
では、いつから年賀状に消印が押されるのでしょうか。

年賀はがきは何日に差し出したものから消印が押されますか?
1月8日に差し出したものからすべて消印を押します。
(郵便局ホームページより引用)

1月8日からは消印が押されるということですので、関東地方の「松の内」が明けてから、通常郵便扱いになるようですね。

このことから、文章での新年のあいさつは、1月7日までが望ましいと判断できるような気もします。

まとめ

新年のあいさつは、1年の始まりのあいさつでもあり、気持ちよくしていきたいものです。
地方によってもいつまでするのかというのは異なるようですが、一般的に関東地方では1月7日まで、関西地方では1月15日までとなることが分かりました。
ただ、時期ばかりを気にしてしまって、適当なあいさつになることは避けたいものですね。

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