2月3日は節分ですね。
節分といえば、豆まきが定番ですが、
全国には、豆まきをしないお家があるそうです。
その名前は「わたなべさん」。
わたなべといっても、「渡辺」「渡邊」「渡邉」「渡部」と
様々な表記がありますが、「わたなべ」であれば同じだそうです。
今回はなぜ「わたなべさん」は豆をまかなくていいのか、
実際に「わたなべさん」は豆をまかないのかを調べてみました。
わたなべさんが豆をまかない理由は超シンプル。「鬼が怖がる」最強の人が「わたなべさん」だからだった!!
みなさんご存じの通り、
節分の日に豆まきをするのは、
鬼を払うためですよね。
「鬼はーそと!!」
「福はーうち!!」
と豆をまくのは、
時代が変わっても引き継がれている
日本の伝統行事の一つです。
そんな中、どうして「わたなべさん」は
豆をまかないという
伝統に反することをしているのか…。
その理由はすごくシンプルで完結なものでした。
「鬼はわたなべさんが怖い」
/え⁉鬼って人を怖がるの!?\
と思ってしまうのですが、
「わたなべさん」のことは怖いんだそうです。
平安時代、源頼光に仕えていた
渡辺綱(わたなべのつな)という武士が
酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼を倒しました。
さらには、酒呑童子の部下であった
茨木童子(いばらきどうじ)という鬼の腕を切り落としたのも
渡辺綱だったんですね。
その後、鬼達は「わたなべ」姓を怖がるようになり、
現在では、「わたなべさん」は
豆まきをする必要がないとなったそうです。
鬼が来ないのであれば
豆まきは必要ないというのは
納得の理由ですね。
実際に「わたなべさん」は豆をまかないのか!?地域によって違いがあるのか!?豆まきをする「わたなべさん」もいた!!
「わたなべ」姓は名字のランキングでも
10位以内に入るくらい
日本ではメジャーな苗字です。
筆者の知り合いには
複数の「わたなべさん」がいますが、
実際に「わたなべさん」は豆まきをしないのでしょうか。
関西や東北地方では
実際に豆まきをしない
「わたなべさん」がいるそうです。
ただ、筆者の友人の「わたなべさん」は
みんな豆まきをしてました。
関東地方・関西地方・中国地方の方ですが、
「わたなべさん」が豆をまかなくていいというのは。
最近知ったと言われている方もいます。
「わたなべさん」達の間でも
豆まきをするのかしないのかは、
それぞれの家庭の方針によるのかもしれませんね。
「わたなべさん」以外にも豆まき不要の人がいた。その名前は「坂田さん」!!あの金太郎のおかげって本当⁉
「わたなべさん」以外にも、
豆まきをしなくてもいい苗字の方がいるそうです。
その名前は「坂田(さかた)」さん。
渡辺綱同様に、鬼を倒した「坂田金時」のおかげで
鬼は「さかたさん」を怖がっているそうです。
坂田金時は、あの有名な「金太郎」なんですよ。
坂田金時の子どもの頃の名前が「金太郎」だったんですね。
金太郎と言われれば、強いのも納得です。
まとめ
鬼を退治したことがあるということで、
「わたなべさん」と「さかたさん」は
鬼を追い払う豆まきをする必要がないようです。
ただし、地方にもよるようで
筆者の知り合いの「わたなべさん」と「さかたさん」は
豆まきをしていました。
全国の名字ランキングでも上位の名字ですので、
多くの日本人の方が、実は豆まきをしなくてもよかったようです。
そうはいっても、「福はーうち!!」は
名前関係なく望みたいものですね。