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約40年の構想が実現!!大阪中之島美術館が2022年2月2日にオープン!!なんで40年もかかってるの!?

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関西では昨年頃から話題になってきている「大阪中之島美術館(おおさかなかのしまびじゅつかん)」のオープン。
ついに、2022年2月2日目前までやってきました。
大阪中之島美術館を語るうえで外せないのは、「約40年前から始動していたプラン」であるということではないでしょうか。
そこで今回は、大阪中之島美術館がなぜ40年もかかってオープンしたのか、美術館をデザインしたデザイナーさんが誰なのか、アクセスはどうなのかを調べてみました。

1983年に構想開始した大阪中之島美術館!!そんなに前からの企画がなぜ2022年に⁉

大阪中之島美術館をつくろう!!となったのは、大阪市の市制100周年記念事業の一貫でした。
大阪市の市制が施行されたのが1889年(明治22年)なので、1989年(平成元年)に合わせた企画だったんですね。

ではなぜ構想された市制100周年に、大阪中之島美術館の建設などに進めなかったのか。

理由は簡単です。
お金がなかったんです…。
箱ものの良し悪しは置いておいて、先立つものがなければ、美術館は建てられない。

なので、1990年に準備室が開設された以降「いつ着工されるのか?」と待つこと数十年。
構想開始から36年目の2019年にようやく着工が始まったんです。

そして竣工したというニュースが流れたのが2021年。
そこで大阪の人たちは「え⁉あの企画進んでいたの!?」と思い出したわけですが。
思い出せればまだいいですよね。
企画が40年前に始まっていたってことを知らない人もいます。

そのくらい長い期間かかって完成した美術館ですので、40年前に期待していた大阪の人たちも、まさか本当に完成する日が来るなんて思ってもなかったのではないでしょうか。

40年越しに完成した大阪中之島美術館、シュッとした外観だけど、デザイナーさんは誰?

デザイナーさんは、遠藤克彦(えんどうかつひこ)さんでした。
遠藤克彦建築研究所のホームページ(http://e-a-a.jp/index.html)を確認すると、手がけられた建造物等の写真が確認できますが、直線的なモダンなデザインが印象的です。
その中のひとつとして、大阪中之島美術館も確認することができますが、遠目に見ても目立つ外観でした。

非常に素敵なデザインなので、今度実際に訪れて、外観を確認してきたいと思います。

大阪中之島美術館はどこにある⁉アクセスはどうなの!?

大阪中之島美術館はその名前の通り中之島にあります。
京阪電車中之島線であれば、渡辺橋駅(2番出口)から徒歩5分程度で到着できそうです。
Osaka Metro御堂筋線淀屋橋駅やJR福島駅からだと、徒歩で0~15分程度かかりそうですが、
周囲の川などを見ながら散歩がてら行くのもよさそうですね。

大阪府大阪市北区中之島4丁目3-1

まとめ

大阪市市制100周年企画で、実際には市制133年目に開館となった『大阪中之島美術館』。
大阪市内の北区ということで、アクセスは非常によい場所です。
2022年2月2日という「2」並びの日に開館というのも、覚えやすくていいですね。

開館記念は「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」が予定されています。
観覧料は一般1,500円、高大生1,100円、中学生以下無料で企画されているので、子どもが初めて美術に触れるのにもよさそうですよ。

筆者もぜひ訪れてみたいと思います。

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